とっておきの絵本

おはなし夢くらぶのメンバーが、毎月ご紹介する「とっておきの絵本」コーナーです! 

2020年 3月 まっちのとっておきの絵本

さくらの里の風来坊

 

作・絵: 川端 誠

 

BL出版

 力強いタッチ・インパクトのある絵が風来坊にぴったりです。

 

全国気ままな一人旅を続けているお坊さんの風来坊、「旅を続けていると出会わなくてもよいことに出会ってしまうこともあります。」と静かに語ります。人生に起こる様々な切なさや哀しさ受け止め、風来坊は祈りを込めて木彫りの仏を作ります。


 

 ウメ・モモ・サクラ

 

赤木かん子・作  

藤井英美・写真 

 

新樹社

 

 

 縦30センチほどのわりと大型の美しいビジュアル写真絵本です。何人かの前で読むにも良い本です。

ウメ・モモ・サクラ は同じバラ科の樹木ですが、どこがちがうか、わかる?

木の幹! 葉っぱも見て見て!と大きな文字で書かれており、フリガナもふってありますから子供もひとりでよめます。もちろん大人が見ても新しい発見がきっとあります。


 さくら研究ノート

 

近田文弘 著 

大野八生 絵

偕成社

 

 

 日本中で一番植えられているさくら、ソメイヨシノについて楽しく、詳しく知ることができます。花のしくみ、葉っぱの働き、秋に咲くのはなぜ?そんな疑問にも優しい言葉で答えてくれます。表紙も中も可愛らしいイラスト・絵です。

 


なまえのないねこ

 

竹下文子 (著),

町田尚子 (イラスト)

 

出版社: 小峰書店

 

 

新しい本です。こちらを見つめる表紙のねこがとびきり可愛いです。我が家で昔飼っていた猫とよく似ているので、なおさらです。

どのページの猫も、魅力的で、野良猫の寂しさもじんわり伝わってきます。

 


2020年 2月 みーちゃんのとっておきの絵本

もりのてがみ 

 

片山 令子 さく

片山 健 え

 

福音館

 寒い冬の日、ひろこさんはりすさん、とかげさん、もみの木さんたちに春を楽しみに手紙を書きます。自然と生き物に触れ合う手紙!読んでいるだけでワクワクしてきます。

そして手紙の返事が・・・

春が待ち遠しくなる絵本です。 


 

はなをくんくん

 

ルース・クラウス 文

マーク・ツーモンド 絵

 

福音館

 雪の森、冬眠から覚めた動物たち 野ネズミ、かたつむり、熊が鼻を「くんくん」という擬態語にのって動き出します。そして、春を見つけます。動物たちの喜びが伝わります。

最後のページで白と黒の冬景色の中に黄色の小さな花、色彩がとても効果的に使われています。鼻を「くんくん」春をみつけに行きたくなる絵本です。

 


 

 

てのひらいっぱいあったらいいな

 

神泉 薫   文

網中 いづる 絵

 

こどものとも 年少版

 

「おかあさん みてみて」と手の中にいっぱいの宝を見せた経験はありませんか?

手の中に宝物いっぱい!

夢がいっぱい!

好きなものがいっぱい あったらいいな。 


 

はるかぜさんぽ

 

えがしら みちこ

 

講談社

女の子が元気にお散歩に出かけました。桜やれんげ、菜の花、可愛い花とダンゴムシや蝶々に出会います。女の子は見て触って春を全身で感じます。「おさんぽ」シリーズのひとつです。その他に「あめふり さんぽ」「さんさん さんぽ」「ゆきみち さんぽ」季節ごとに読むのも楽しい!いろんなお散歩に出会えますよ。

 


2020年 1月 れいこのとっておきの絵本

ゆきだるま ストーリー・ブック  

 

レイモンド・ブリッグズ えとぶん

 

  自分で作ったゆきだるまと一緒に空を飛んだ、ファンタジーで楽しくステキな世

界。はかない夢の世界ですが、絵も素敵で、楽しい絵本です。

 


 せつぶんだ まめまきだ

 

 桜井信夫 作

 赤坂三好 絵

  おにはそと ふくはうちとまめをまきます。どうして、まめをまくのでしょうか。

 節分の由来を、わかりやすく説明しています。

 

 

 


ずーっとずっとだいすきだよ

 

ハンス・ウィルヘルム 

えとぶん

 

久山 太市 (翻訳)

 

 

 大好きな子犬のエルフィーと毎日、一緒に遊んだ。

 そして、時が過ぎエルフィーはだんだんと年を取っていった。

 エルフィーに、ずーっとだいすきだよと毎晩言った。

 身近な動物との心の触れ合いをかいた心あたたまるお話です。 


2019年10月 担当:ゆっこさん の とっておきの絵本 テーマ あお

 

【あおのじかん】

 

文絵 イザベルシムレール


訳  石津ちひろ


岩波書店

 

「おひさまが沈んで夜がやってくると…コバルトブルーや 濃紺へ頁をめくることに、グラデーションが濃くなって"あおのじかん"が始まります。静かに 、心がすーっと落ち着いていきます。動物や鳥たちが繊細な線で描かれ、いろいろな青が、ひろがり、花や虫や動物たち…すべてのあおいいきものたちを闇が包んでいく…。

青いろと対比的に使われている暖色系の鮮やかな色がさらに、青を引き立てています。おやすみ前に眺めるのもいいですよ〜。

 


 

【きりのなかのはりねずみ】

 

作 ノルシュテインとコズロフ


絵 ヤールブソワ

 

訳 こじまひろこ


福音館書店

 「短編アニメーションの傑作『きりのなかのはりねずみ』をもとに作られた絵本。監督は、世界的に有名なロシアのアニメーション作家ノルシュテイン。夕暮れ時、はりねずみはこぐまとお茶を飲みながら星をかぞえるために、おみやげののいちごのハチミツを持って出かけます。このおみやげの白地に赤いドット包みの絵柄がたまらなく可愛い!のですが霧に包まれ周りがよく見えない中、手探りで進んでいくはりねずみ。ハラハラしながらも、静かで幻想的な絵がなんともいえない穏やかな気持ちにさせてくれます。アニメーション鑑賞もぜひ!手編みの手ぶくろのように朴訥であったかい作品です。
今のはりねずみ人気はこの本によるところも大きいのではないでしょうか^_^ 

 


 

べのあさ


文絵 マックロスキー


訳 石井桃子


岩波書店

 

 

「ある朝、目をさましたサリーはその日お父さんと海ではまぐりを捕りのいくことになっていたのですが、歯がグラグラになってることにびっくり!
「私の歯が1ぽん、ぬけかかってるの!」とミサゴやらアビやらアザラシ出会う動物たちみんなに聞いてもらいたくてしかたないサリー。
また、マックロスキーのモノクロのデッサンタッチの絵がなんとも素敵で、潮の香りも感じます。海べの朝の街の空気感が、そこに暮らす人々、サリーの家族と共にいきいきと広がっていき、目の前にあおい海が見えてくるようです。


…以上「あお」のテーマで選んだ3冊でした^_^」