おはなし夢くらぶのメンバーが、毎月ご紹介する「とっておきの絵本&本」コーナーです!
2024年4月ふくさんのとっておきの絵本
そらいろのたね
文 なかがわりえ
絵 おおむらゆりこ
福音館書店
ゆうじときつねが模型飛行機とそらいろのたねを交換することからお話が始まります。
ゆうじが、そらいろのたねを育てるとなんとそらいろのいえがでてきて愉快なおはなしです。春にこどもたちに読みたい絵本です。
とらのことらこ
文、絵 きくちちき
小学館
ジャングルにすむトラの親子の心温まる絵本です。
きくちちきさんの滑らかに描く優しい絵も魅力的です。
2024年3月みーちゃんのとっておきの絵本
「はるかぜさんぽ」
えがしらみちこ
講談社
お気に入りのワンピースを着て、はるかぜの中をさんぽ
に出かけます。出合ったものは
・・・春がいっぱい!
春らしく優しい絵が素敵です。
「たろうのおでかけ」
村山桂子 作
堀内誠一 絵
福音館書店
1963年4月1日月刊「こどものとも」で発行されました。長きにわたり愛されている絵本です。
たろうがまみちゃんの誕生日にすみれとアイスクリームを持ってお祝いに!繰り返しが心地よいリズム感のあるお話です。
読み聞かせも楽しい絵本です。
「ぼくのおとうさんとおかあさん」
みやにしたつや 作絵
金の星社
子どものころと大人になってから、呼び名が変わる生き物、とても不思議です。
子どもたちは、そうかぁと楽しそうに聞いてくれます。
2024年2月 もりもりのとっておきの絵本
「おにたのぼうし」
文・あまん きみこ
絵・いわさき ちひろ
ポプラ社
節分の日、「鬼は外」の声に追われて住んでいた家を出てきた鬼の子のおにた。
豆まきをしていない家を探してもぐりこみますが、どうやらその家は貧しく、病気のお母さんと女の子しかいません···
いわさきちひろさんの絵が切なさを増します。
大人にぜひ読んでほしいです。
「おかしなゆき ふしぎなこおり」
文・写真: 片平 孝
ポプラ社
雪や氷の造形の不思議さにびっくりします。
息をのむほど美しい写真絵本。
2024年1月 はるさんのとっておきの絵本
「ぼくのてぶくろ」
岩崎書店
ふくだすぐる
落としものって、したこと
ありますか?
ある日、ぼくは手袋を片方、落としてしまいました。
失くしてみて、初めてどんなに大切だったかに気づく・・・お願い、出てきて!
同じ経験がある私、とてもとても共感しました。
「雪窓」
偕成社
安房直子作
山本孝絵
おでん屋「雪窓」に、毎日通って来るお客は、ついにおやじさんの手伝いに・・・
ある寒い夜、峠を越えて若い娘が、やって来て・・・
切ないなかに、ほっこりの不思議な物語。山本孝さんの絵も良いのです。